「周囲と協力して成し遂げたこと」は?就活・転職の面接例文6選と自己分析の方法

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「周囲と協力して成し遂げたこと」は?就活・転職の面接例文6選と自己分析の方法
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悩み…
  • 「周囲と協力して成し遂げたこと」に答えるポイントは?
  • 「周囲と協力して成し遂げたこと」の面接例文が見たい…

就活・転職の面接で「周囲と協力して成し遂げたこと」は定番の質問の一つです。この記事を読めば、面接での効果的な回答方法が分かります。

面接官は、この質問を通じてあなたの強みや協調性を探っています。面接官の質問の意図をしっかりと読み取ることが、効果的な回答のカギです。

「周囲と協力して成し遂げたこと」については、自己分析で診断したあなたの強みを軸に回答することで、質問の意図を満たしつつ、面接官に好印象を与えることができます。

就転面接の鬼

この記事では、就活・転職面接で「周囲と協力して成し遂げたこと」という質問を受けた際の回答例文と、自己分析の方法を解説します。

目次

「周囲と協力して成し遂げたこと」の質問意図

「周囲と協力して成し遂げたこと」の質問意図

就活・転職の面接で「周囲と協力して成し遂げたこと」について面接官が尋ねる意図は以下の通りです。

  • 強みの確認
  • 協調性の確認
  • 問題解決力の確認
  • 企業とのマッチ度の確認

強みの確認

面接官が「周囲と協力して成し遂げたこと」を尋ねる主な理由は、あなたの個人的な強みを確認したいからです。

この質問だけでも、あなたのチームワーク、主体性、コミュニケーション能力、創造性などの強みが浮き彫りになります。

面接官はこれらの強みを、あなたの具体的な経験やエピソードを通して探っているわけです。

就転面接の鬼

面接官は、あなたの強みがどのように自社の業務やチームでの仕事に貢献できるか想像したいからです。

協調性の確認

面接官が「周囲と協力して成し遂げたこと」を尋ねる理由の一つは、あなたに協調性があるかを確認するためです。

今日の企業は、個々の能力だけでなく、チームとしていかに協力できるか?という点を重視します。

例えば、入社してからは顧客、同僚や上司、さらには取引先とのコミュニケーションが不可欠です。

就転面接の鬼

具体的にどのように協力したのか?をエピソードの中でしっかりアピールすることが肝心です。

問題解決力の確認

面接官が「周囲と協力して成し遂げたこと」を尋ねる理由の一つは、問題解決力の確認です。問題解決力は、重要なビジネススキルの一つだからです。

面接官はこの質問を通じて、あなたが問題を克服した経験をもとに、入社後に直面する問題も同じように解決できるか?を知りたいと考えています。

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チームの一員としてどのように問題を解決したか、その過程でどのように協力したかをアピールする必要があります。

企業とのマッチ度の確認

最後に、面接官は「周囲と協力して成し遂げたこと」を尋ねて、あなたと志望企業の価値観がマッチしているかを確認しています。

あなたが過去に問題に取り組み、協力して成し遂げた経緯が、自社の仕事の進め方に合っているかを評価するためです。

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企業は長く会社に定着して働き続ける人材を求めています。この点において、応募者と企業の価値観のマッチ度は欠かせません。

・「周囲と協力して成し遂げたこと」の質問意図⇒強み、協調性、問題解決力、企業とのマッチ度の確認。

「周囲と協力して成し遂げたこと」のNG回答例

「周囲と協力して成し遂げたこと」のNG回答例

就活・転職の面接で「周囲と協力して成し遂げたこと」に対するNG回答は以下の通りです。

  • あなたの「強み」が分からない回答
  • 「問題解決力」がないと思われる回答
  • 企業の「価値観」とマッチしない回答

あなたの「強み」が分からない回答

  • 「ゼミの学生同士が協力して、全員が優の評定を受けました」
  • 「前職では、営業チームが一丸となって年間売上目標を達成しました」

「周囲と協力して成し遂げたこと」という質問に対し、あなたの強みが分からない回答はNGです。

ただ単に協力して成し遂げた結果を話しても、面接官にはあなたが強みを活かして活躍する姿を想像させることはできません。

就転面接の鬼

重要なのは、成し遂げたことの中でどのように自分の強みを自覚し、発揮したかを示すことです。

「問題解決力」がないと思われる回答

  • 「レポート作成が難航しましたが、統計ソフトが使える学生と協力して無事完成しました」
  • 「新規開拓営業の際、広報部門の協力を得て、営業成績が大幅に向上しました」

「周囲と協力して成し遂げたこと」を聞かれて、問題解決力がないと思われる回答はNGです。

周囲と協力したとしても、主に他者の助けを借りて成し遂げたイメージでは、面接官に好意的に受け止められません。

就転面接の鬼

周囲と協力しながら、あなたが主導的な立場で周囲の人を引っ張ったことをアピールすることが重要です。

企業の「価値観」とマッチしない回答

  • 「イベントサークルで学生同士が協力し、他サークルとの競争に打ち勝って最多来場者数を更新しました」
  • 「前職では、営業チームが一丸となって、競合する他の店舗を上回る販売台数を達成しました」

「周囲と協力して成し遂げたこと」を聞かれた際に、企業の価値観とマッチしない回答はNGです。

例えば、協調性を重視する企業に対して競争心が強いイメージを抱かせる回答は、価値観が合うとは言えません。

就転面接の鬼

面接では、ある程度の企業研究を行った上で、志望先企業の価値観になるべく合った回答を心がける必要があります。

・「周囲と協力して成し遂げたこと」のNG回答⇒あなたの強みが分からない、問題解決力がないと思われる、企業の価値観とマッチしない回答。

「周囲と協力して成し遂げたこと」は強みを軸に回答する

「周囲と協力して成し遂げたこと」は強みを軸に回答する

就活・転職面接で「周囲と協力して成し遂げたこと」を聞かれたら、自分の強みを軸に回答することで面接官への印象アップが狙えます。

自分の「強み」や適性が根拠なら、面接官に一貫した志望のイメージを与えられます。また、適性を評価される方が、結局は長く働ける会社に出会えます。

就転面接の鬼

「強み」が大切な理由を、アンケート調査の結果を踏まえて解説します。

自分の「強み」が分からない応募者は採用されない

一般企業採用担当者への独自アンケート調査①

一般企業の採用担当者106名を対象としたアンケート調査では、9割以上の面接官が「自分の強みが分からない応募者は採用しない」と回答しました。

就転面接の鬼

採用試験では、自分の「強み」を知ることが絶対に欠かせません。企業は、「強み」を理解していない応募者に魅力を感じないからです。

面接官は応募者が「自己分析」をしているか分かる

一般企業採用担当者への独自アンケート調査②

また、9割以上の面接官が質疑応答中に「応募者が自己分析を行っているかどうか分かる」とも回答しました。

就転面接の鬼

面接官は応募者が自己分析をしているかどうか、簡単に見抜けるということです。

確実に自己分析ができる2つの方法|強みが分かる

自分の「強み」が分かる自己分析を行う2つの方法

自己分析で自分の「強み」を知るだけで、面接時のあらゆる質問に対応する強い軸をつくることができます。結果として、説得力ある回答ができ、採用率が向上していきます。

自己分析で軸となる強みを確実に見つけるためには、『自己分析ツール』または『就職アドバイザー』の2つの方法があります。

就転面接の鬼

ここでは【就活】と【転職】に分けて自己分析の方法を紹介します。まずは自分に合う方を選び、軸となる自分だけの強みを見つけて下さい。

【就活用】

【就活用】自己分析の方法

方法①|自己分析ツール

就活サイトの無料自己分析ツールで「強み」を診断する方法です。まずは、自分で「自己分析」をして面接対策だけしたい方は以下をご覧ください↓

【無料】就活用の「自己分析ツール」で面接対策をする方法

方法②|就活アドバイザー

自己分析を就活アドバイザーに依頼して強みを見極める方法です。就活アドバイザーに内定に繋がる自己分析を受けたい場合、以下をご覧ください↓

【無料】就活アドバイザーに「自己分析」をしてもらう方法

※Yahoo!ニュースでも「就職エージェントを使った自己分析の壁打ち相手」として注目されています。

【転職用】

【転職用】自己分析の方法

方法①|自己分析ツール

転職サイトの無料自己分析ツールで「強み」を診断する方法です↓ひとまず「自己分析」を済ませ面接対策だけをしたい方は、以下をご覧ください↓

【無料】転職用の「自己分析ツール」で面接対策をする方法

方法②|転職アドバイザー

転職サイトの転職アドバイザーに自己分析をしてもらう方法です↓転職アドバイザーに採用に繋がる自己分析を受けたい場合、以下をご覧ください↓

【無料】転職アドバイザーに「自己分析」をしてもらう方法

※転職アドバイザーに「他己分析」までしてもらえるのが大きなメリットです。

就転面接の鬼

以上の方法で自分の「強み」を知るだけで、面接で「強み」を軸に回答する力が簡単に身に付きます。

「周囲と協力して成し遂げたこと」の面接回答例文集6選

「周囲と協力して成し遂げたこと」の面接回答例文集6選

自己分析で分かった強みを軸に「周囲と協力して成し遂げたこと」に答える面接例文を【就活】【転職】に分け、6選紹介します。

就転面接の鬼

「周囲と協力して成し遂げたこと」に回答する際のポイントは下記を参考にして下さい。

  • 強みをもとに「周囲と協力して成し遂げたこと」を述べる。
  • 成し遂げたことで分かった自分の「強みと学び」を述べる。
  • 志望先企業でも「強みと学び」を活かしたいことを述べる。

【就活】「周囲と協力して成し遂げたこと」の面接回答例文3選

自己分析で分かった強み:主体性

勉学

私が周囲と協力して成し遂げたことは、大学の社会学ゼミにおける「高齢者の社会参加」に関するグループ研究の発表です。私は、主体的にゼミの学生を集めた定期ミーティングを開き、テーマについて議論する機会を設けました。その後、実際に高齢者と話をすることで、リアルな情報を集める方法を提案し、地域の高齢者センターを訪問して、直接インタビューを行いました。学生ごとにインタビューの質問項目を作成し、高齢者の方々の貴重な意見や体験を聞き出すことができました。これによって研究結果に深みを与えることができ、私たちの研究は教授からも高く評価されました。この経験から、主体性を生かしながらも、チームの一員として協力し合い、共通の目標に向かって努力する重要性を学びました。御社でも目標に対して社員間の協力を得ながら、主体的に行動し企業利益に貢献したいと考えています。

自己分析で分かった強み:計画力

サークル活動

私が周囲と協力して成し遂げたことは、大学のイベントサークルにて、起業家の方の講演会を主催したことです。私は計画力を生かしてサークルの学生の意見を聞きながら、講演を依頼する起業家の方に負担にならない日程や講演内容の提案書を作成しました。会場準備では、同じくサークルの学生と協力し、大学の施設担当者に依頼して、会場の予約を行いました。また、一部の学生から声が挙がった天候や機材トラブルなどの緊急事態に対応するために、代替の会場や機材が使えるようにする予備計画も整えました。この結果、講演会は無事成功し、参加者も多く大盛況でした。イベントの計画から実施に至るまで、周囲の学生と密に協力しながら進める計画力とチームワークの重要性を再認識しました。この経験を元に、御社でも事業計画に着手し、改善を重ねながら最良の成果を出せるように努めたいと考えています。

自己分析で分かった強み:社交性

アルバイト

私が周囲と協力して成し遂げたことは、ガソリンスタンドでのアルバイトで、リピート利用率を上げたことです。ガソリンの価格競争で、私の店舗では客足の減少が懸念されていました。そこで私は、お客様と社交的に接する中で、接客レベルを上げ関係を強化する方法に気付き、他のスタッフに提案しました。スタッフの協力があり、定期利用するお客様には、名前を覚えて挨拶をする、国産・輸入車の知識を深めて給油時に車両トラブルはないかお伺いする、など、親密な関係を築く努力をしました。スタッフ全員で取り組んだ結果、スタンドのリピート利用率を向上させることができました。私はこの経験を通じて、社交性とチームワークを生かすことで、困難な状況でもお客様の信頼を勝ち得ることを学びました。この経験は、御社においてもより良いサービス提供を目指す上で役立つと自負しています。

【転職】「周囲と協力して成し遂げたこと」の面接回答例文3選

自己分析で分かった強み:主体性

損害保険会社営業職

私が周囲と協力して成し遂げたことは、現職の損害保険代理店営業で、自動車販売会社との関係を強化したことです。現職では、自動車販売会社への営業活動に苦戦していました。営業チームで話し合った結果、私は主体的に、地域のカーフェスティバルなど、車関連イベントへの出展を提案しました。これは直接的な営業活動ではなく、自動車販売会社に自社のブランド認知を促すことが目的でした。イベントでは、営業チームがアイデアを出し合い、専用ブースや保険無料相談会などを設置し、販売会社のスタッフと交流を深めました。その結果、後の契約獲得に大きく貢献しました。この経験から、主体性を発揮しつつチームで協力することで新しい市場を見極められることを学びました。御社でも、チームでの協力を重視しながら主体的に行動し、市場ニーズに応える営業活動を行いたいと考えています。

自己分析で分かった強み:計画力

歯科クリニックの医療事務員

私が周囲と協力して成し遂げたことは、前職の歯科クリニックで医療事務として務めていた際の待ち時間の短縮です。受付において患者様から待ち時間の長さに関する意見を受け、私は予約システムの改善を計画しました。まず、歯科医師や歯科衛生士の協力を得て、患者様の症状に応じた平均治療時間を調査しました。その情報を基に、患者様が症状を事前に申告することで最適化された予約システムを導入しました。この改善により、患者様の待ち時間に関する不満が大幅に減少し、歯科スタッフの業務負担も軽減されました。この経験から、計画力を活かし、チーム内の異なる役割を持つメンバーと協力することで成果を出せることを実感しました。御社においても、計画力を生かし異なる役割を持つ職員同士の協力によって、お客様に最適なサービスを提供できるよう努めたいと考えています。

自己分析で分かった強み:社交性

スポーツ用品店販売職

私が周囲と協力して成し遂げたことは、現職のスポーツ用品店でのクレーム対応です。店舗において、接客態度に関するクレームがありました。私はこのクレームを重く受け止め、社交性を活かして、お客様一人ひとりから接客に関する意見や感想を直接伺いました。この結果、お客様はより分かりやすい商品説明を求めていることが分かりました。そこで、私はスタッフ全員の商品知識を深めるための勉強会を提案しました。他のスタッフもこれに賛同し、新商品の特徴や使用方法など接客に役立つ情報を共有しました。その結果、接客態度に関するクレームが大幅に減少しました。この経験から、社交性を活かし、直接お客様と接することと、そのフィードバックをチームの共有財産として改善に活かす重要性を学びました。御社でもこの経験を活かし、顧客対応の質と顧客満足度の向上に貢献したいと考えています。

まとめ

「周囲と協力して成し遂げたこと」の例のまとめ

以上、就活・転職の面接で「周囲と協力して成し遂げたこと」という質問を受けた際の回答例文と、自己分析の方法を解説しました。

・「周囲と協力して成し遂げたこと」に関する面接官の質問意図は、あなたの強み、協調性、問題解決力、企業とのマッチ度を確認するため。
・「周囲と協力して成し遂げたこと」に関するNG回答は、あなたの強みが分からない、問題解決力がないと思われる、企業の価値観とマッチしない回答。
・「周囲と協力して成し遂げたこと」は自己分析を行った上で、自分の強みを軸に回答すれば面接官に好印象を与えることができる。
・「周囲と協力して成し遂げたこと」は、強みをもとに周囲と協力して成し遂げたこと、成し遂げたことで分かった自分の強みと学び、志望先企業でも強みと学びを活かしたいこと、の順に述べる。

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