- 「仕事で嬉しかったこと」を面接官が質問する意図は?
- 「仕事で嬉しかったこと」の面接回答例を見たい…
転職面接で仕事で嬉しかったことは、よくある質問の一つです。この記事を最後まで読めば、採用につながる回答方法が分かります。
面接官はこの質問を通してあなたの強みや価値観、企業との相性を確認したいと考えています。
仕事で嬉しかったことについては、自己分析で診断したあなたの強みを軸に答えることで、面接官を納得させ、採用につながる回答になります。
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この記事では、転職面接の「仕事で嬉しかったこと」に対する回答例文5選と自己分析の方法について解説します。
「仕事で嬉しかったこと」面接官の質問意図
![「仕事で嬉しかったこと」面接官の質問意図](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/03/about-interviewer-question-intent-things-made-you-happy-at-work.png)
![「仕事で嬉しかったこと」面接官の質問意図](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/03/about-interviewer-question-intent-things-made-you-happy-at-work.png)
転職面接で「仕事で嬉しかったこと」を面接官が質問する意図を解説します。
- あなたの「強み」を知るため。
- あなたの「価値観」を知るため。
- あなたの「柔軟性」を知るため。
【1】あなたの「強み」を知るため
面接官は「仕事で嬉しかったこと」という質問を通して、あなたの強みを知りたいと考えています。
前職・現職で仕事をしていて嬉しかったことには、あなたの強みや適性がそのまま反映されると言えます。
面接官は、あなたの回答から強みを探り、入社後に企業で役立つかどうかを見極めています。
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嬉しかったこととあなたの強みを関連付けて、しっかりとアピールすることが肝心です。
【2】あなたの「価値観」を知るため
面接官は「仕事で嬉しかったこと」という質問から、あなたの価値観を知りたいと考えています。
どんなことに対して喜びを感じるかを確認し、あなたの価値観を知ることで人柄を見抜きたいのです。
これにより採用後も職場に馴染み、長く働ける人材かどうかを判断し、企業の価値観との相性を測っています。
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そのため企業研究を行い、企業の価値観に合う回答を心がけましょう。
【3】あなたの「柔軟性」を知るため。
面接官は「仕事で嬉しかったこと」という質問で、あなたの柔軟性も知りたいと考えています。
「仕事で嬉しかったこと」は面接の中盤などで唐突に質問されることが多く、一見簡単な質問に見えます。
しかし、すべての質問には面接官の隠れた意図があります。唐突な質問に対して、あなたがどれだけ柔軟に対応できるかを見極めています。
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具体的なエピソードを織り交ぜながら、面接官に分かりやすく回答しましょう。
・「仕事で嬉しかったこと」の質問意図⇒あなたの強み、価値観、柔軟性の確認。
「仕事で嬉しかったこと」に対するNG回答例
![「仕事で嬉しかったこと」に対するNG回答例](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/03/examples-of-ng-responses-to-things-made-you-happy-at-work.png)
![「仕事で嬉しかったこと」に対するNG回答例](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/03/examples-of-ng-responses-to-things-made-you-happy-at-work.png)
次は「仕事で嬉しかったこと」に対するNG回答例について解説します。
- 「強み」が分からない回答
- 「価値観」が分からない回答
- 「柔軟性」を感じない回答
強みが分からない回答
「仕事で嬉しかったこと」に対して、あなたの強みが分からない回答はNGです。
- 「前職では誰よりも早く出社し渉外業務に励み、皆勤賞を受けたことが嬉しかったです」
仕事に対する熱意をアピールしようと、労働時間を挙げても良く頑張りましたね…という評価にしかなりません。
誰でも努力すれば達成できることではなく、あなたらしいエピソードだからこそ面接官の関心を引くことがきます。
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強みを発揮したことが嬉しい出来事に繋がるように、回答文にうまく強みを盛り込んで、面接官にあなたの魅力を伝えましょう。
価値観が分からない回答
「仕事で嬉しかったこと」に対して、価値観が分からない回答はNGです。
- 「前職で2位の社員と大差をつけて、全国最優秀販売員に選ばれたときは嬉しかったです。」
例えば、協調性を重視する企業で他者を押しのけるような個人、成果主義の姿勢は、人柄に問題ありとして企業の価値観とはミスマッチと見なされます。
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ある程度企業研究を行った上で、企業側の価値観に合わせていく回答も求められます。
・「仕事で嬉しかったこと」のNG回答⇒強みが分からない、価値観が分からない、柔軟性を感じない回答。
柔軟性を感じない回答
「仕事で嬉しかったこと」に対して、柔軟性を感じない回答はNGです。
- 「まず前職で嬉しかったことは、お客様に感謝の言葉を頂けたことです。次に…」
回答内容がありきたりだったり、話が長い、求められた質問に対して何個も回答を述べるなど、柔軟性を欠いた回答だと面接官にとってマイナスポイントです。
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あらかじめ自己の強みを認識していれば、それをもとに臨機応変に回答を組み立てることができるようになります。
「仕事で嬉しかったこと」は強みを軸に答える
![「仕事で嬉しかったこと」は強みを軸に答える](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/01/respond-to-interview-based-on-your-strength.jpg)
![「仕事で嬉しかったこと」は強みを軸に答える](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/01/respond-to-interview-based-on-your-strength.jpg)
転職面接における「仕事で嬉しかったこと」にはあなたの強みを軸に答えることで、採用につながる回答ができるようになります。
自分の「強み」や適性が根拠なら、面接官に一貫した志望のイメージを与えられます。また、適性を評価される方が、結局は長く働ける会社に転職できるからです。
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「強み」が大切な理由を、アンケート調査の結果を踏まえて解説します。
自分の「強み」が分からない応募者は採用されない
![一般企業採用担当者への独自アンケート調査①](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/01/independent-survey-of-general-corporate-recruiter-one.png)
![一般企業採用担当者への独自アンケート調査①](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/01/independent-survey-of-general-corporate-recruiter-one.png)
一般企業の採用担当者106名(中途採用含む)を対象としたアンケート調査では、9割以上の面接官が「自分の強みが分からない応募者は採用しない」と回答しました。
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採用試験では、自分の「強み」を知ることが絶対に欠かせません。企業は、「強み」を理解していない応募者に魅力を感じないからです。
面接官は応募者が「自己分析」をしているか分かる
![一般企業採用担当者への独自アンケート調査②](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/01/independent-survey-of-general-corporate-recruiter-two.png)
![一般企業採用担当者への独自アンケート調査②](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/01/independent-survey-of-general-corporate-recruiter-two.png)
また、9割以上の面接官が質疑応答中に「応募者が自己分析を行っているかどうか分かる」とも回答しました。
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面接官は応募者が自己分析をしているかどうか、面接中に簡単に見抜けるということです。
確実に自己分析ができる2つの方法|強みが分かる
![確実に転職の自己分析ができる2つの方法|強みが分かる](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/01/two-way-you-can-self-analyze-your-job-change.jpg)
![確実に転職の自己分析ができる2つの方法|強みが分かる](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/01/two-way-you-can-self-analyze-your-job-change.jpg)
自己分析で自分の「強み」を知るだけで、面接時のあらゆる質問に対応する強い軸をつくることができます。結果として、説得力ある回答ができ、採用率が向上していきます。
自己分析で軸となる「強み」を確実に見つけるためには、『自己分析ツール』または『転職アドバイザー』の2つの方法があります。
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まずはこの2つから自分に合う方を選び、軸となる自分だけの強みを見つけて下さい。
方法①|自己分析ツール
転職サイトの無料自己分析ツールで「強み」を診断する方法です↓ひとまず「自己分析」を済ませ面接対策だけしたい方は、以下をご覧ください↓
![](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/01/three-recommend-self-analysis-tool-for-job-change-300x158.jpg)
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方法②|転職アドバイザー
転職サイトの転職アドバイザーに自己分析をしてもらう方法です↓転職アドバイザーに採用に繋がる自己分析を受けたい方は、以下をご覧ください↓
![](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/01/how-to-have-self-assessment-for-job-change-advisor-300x158.jpg)
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※転職アドバイザーに「他己分析」までしてもらえるのが大きなメリットです。
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以上の方法で自分の「強み」を知るだけで、面接で「強み」を軸に回答する力が簡単に身に付きます。
「仕事で嬉しかったこと」の面接回答例文5選
![「仕事で嬉しかったこと」の面接回答例文5選](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/03/five-examples-of-interview-responses-for-things-made-you-happy-at-work.png)
![「仕事で嬉しかったこと」の面接回答例文5選](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/03/five-examples-of-interview-responses-for-things-made-you-happy-at-work.png)
自己分析であなたの強みが診断できたら、「仕事で嬉しかったこと」の回答を考えましょう。
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ここからは転職面接における回答例文5選を紹介します。回答する際は、以下のポイントに気をつけましょう。
- 「強み」が嬉しかったことに繋がったエピソードを述べる。
- 嬉しかったエピソードで得た「学び」について述べる。
- 志望先企業でも「強み」を活かしたい思いを述べる。
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:チームワーク
自己分析で分かった強み私が仕事で嬉しかったことは、チームワークを活かして顧客にとって最高のサービスを提供できた経験です。前職で医療保険の説明をするためにお客様を訪問した際、お客様が新築を建てる予定であることを伺いました。そこで、私は営業部門で火災保険に精通した担当者がいたので、急遽現場に呼び寄せました。結果として、お客様には医療保険のみならず、火災保険や自動車保険も含めた総合的なサポートをご提案することができました。お客様は一括して必要な保険を手配できたことで、大変感謝してくださいました。この経験からチームワークを活かすことで、個々の能力を超えた成果を出し、顧客満足度を高めることができると学びました。御社においても、チームで協力しながら、より高い成果を目指し、お客様に最高のサービスを提供できるよう努めたいと考えています。
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:気配り
自己分析で分かった強み私が仕事で嬉しかったことは、販売業務においてお客様から感謝されたことです。前職ではカーテンの販売を担当しておりました。多くのカーテンの種類から選べないでいたお客様に対して、私はお部屋のトータルコーディネートができるよう気を配り、お客様のカーテンの色に合わせた照明も併せて提案しました。例えば、柔らかい光が部屋を温かく見せる照明や、明るい色のカーテンに合う明るさ調節可能な照明です。後日、「あなたのおかげで部屋の居心地が格段に良くなった」とお客様から感謝の言葉をいただいた時は、本当に嬉しく思いました。この経験を通じて、お客様がお求めになる商品の背景まで気を配り、ニーズを探ることの重要性を学びました。御社でも、お客様はもちろんのこと、社員同士にも配慮した快適な職場環境を作りながら、お客様の生活に深く入り込んだ提案で売上に貢献したいと思います。
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:傾聴力
自己分析で分かった強み私が仕事で嬉しかったことは、迅速な支払い処理によってお客様から感謝された経験です。前職で担当地域の農家の方が大雨による床上浸水の被害を受け、保険金の請求を頂いたことがあります。農家の方との会話の中で、作物の損害も受けていることが分かりました。保障の対象外ではありましたが、私は迅速な支払いが何よりも必要だと考え、通常数週間を要する支払い手続きを3日で完了させました。その結果、「早急な支払いで経済的に大きな安心を得られました」と農家の方から感謝の言葉をいただきました。この経験から、お客様に寄り添い、可能な限りのサポートを考えて行動に移すことが顧客満足度に大きく影響することを学びました。御社においても、傾聴姿勢を大切にし、顧客の声に常に耳を傾け、ご要望に応える最適なサービスの提供に尽力したいと思います。
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:問題解決力
自己分析で分かった強み私が仕事で嬉しかったことは、患者様から感謝されたことです。前職では、お子様連れの患者様が多いと、待合室が騒がしくなりがちでした。それが他の患者様や医療スタッフの業務にも影響を及ぼしていました。そこで、私は子供たちが楽しめるように絵本やおもちゃを待合室に設置しました。その結果、待合室はずいぶん静かになり、雰囲気も良くなりました。患者様からは「診察を待っている間も安心できる」という感謝の声をたくさんいただきました。また、医療スタッフも集中して働けるようになり、事務業務の効率も上がりました。この経験から、自分なりに問題を見つけて解決することで、患者様の満足度やスタッフの業務効率に大きく貢献できることを学びました。御社でも、この問題解決能力を活かして、顧客や職場の課題に積極的に取り組み、さらなる業務効率化に努めたいと思います。
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:計画力
自己分析で分かった強み私が仕事で嬉しかったことは、販促キャンペーンの成功が社内で高く評価されたことです。前職では春の入荷車両の販売促進キャンペーンに力を入れていました。私は通常業務に加えて、私なりの販促の計画を立て、まず過去の販売データを見直した上で、購入履歴から入荷車両の購買意欲が高そうな顧客リストを作成し営業担当者と共有しました。この結果、販売台数が前年と比較して約20%増加し車両の販売実績に貢献できました。さらに、次年度以降も効果的な戦略として社内で評価され、販促キャンペーンのモデルケースとして採用されたときは大変嬉しかったです。この経験を通じて、計画的な販売戦略と社内での提案力が企業全体の成果に大きな影響を与えると学びました。御社でも、計画的な営業戦略を練り、事業の拡大と会社の発展に貢献したいと考えています。
まとめ
![「仕事で嬉しかったこと」例文のまとめ](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/03/summary-of-things-made-you-happy-at-work.png)
![「仕事で嬉しかったこと」例文のまとめ](https://www.shutenmensetsu.com/wp-content/uploads/2024/03/summary-of-things-made-you-happy-at-work.png)
以上、転職面接の「仕事で嬉しかったこと」に対する回答例文5選と自己分析の方法について解説しました。
・「仕事で嬉しかったこと」について面接官が質問する意図は、あなたの強み、価値観、柔軟性の確認。
・「仕事で嬉しかったこと」に対するNG回答は、強みが分からない、価値観が分からない、柔軟性を感じない回答。
・「仕事で嬉しかったこと」は、自己分析で診断したあなたの強みを軸に答えることで、採用につながる回答になる。
・「仕事で嬉しかったこと」では、強みが嬉しかったことに繋がったエピソード、嬉しかったエピソードで得た学び、
志望先企業でも強みを活かしたい思い、の順に述べる。